見積金額以外にも落とし穴があります。
みなさんの中には、「おまかせで」と頼まれる方も結構いらっしゃりますが、そこにも落とし穴は結構あります。実は、業者としても、困るケースなのです。建築の専門家は、建築のことに関しては、プロかもしれませんが、みなさんの生活や習慣、商品に関しての価値観については、お打ち合わせをして、聞き取らないと、わからないことが多いのです。
例えば、手すりの高さや、キッチンの高さは、お住まいの方の身長や、現状の高さに合わせるのが正解ですが、ケースによっては子供と料理を楽しみたいから低めにとか、そば打ちが趣味だから力が入りやすいように広めに、などあります。
また、トイレって密室の空間。 家族内でも、お打合せで初めてわかるお互いの使い方の真実もあるんです。ペーパーホルダーは便座に座ってどちらですか?右利きだから左ですか?正解は、今、使っている方向です。右利き、左利きはあまり関係ありません。
また、お父さんも小便をするとき便座に座って用を足している人もいるんです。楽だし、飛び散らなくていいとか。そして、みなさん温風乾燥は使っていますか? 時間がかかって面倒だから、ほとんどの人は使っていないようですが、お年寄りは、腰を上げて拭くのも結構辛いし、時間に余裕があるので使っている方も結構いらっしゃいます。
つまり、 お客様もきちんと工事内容を理解し、自分の要望を伝えきろうとする努力も必要なのです。後で不都合が生じて、「おまかせしたんだから、当然、満足ゆくものができると思っていたのに、そっちはプロだろ」と言っても、その手直し工事は保証はされません。リフォームはお互いの誠意を持ったコミュニケーションの成果なのです。



