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リフォーム施工事例レポート

ご両親のための安心 二世帯リフォーム

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ご両親のための安心 二世帯リフォーム

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ご両親のための安心 二世帯リフォーム

ご両親のため“寒さ”を考慮した安心リフォーム

 

(No.04122 石巻市/T様邸)
 
私が初めてこちらのお宅にお伺いしたのは、10月の初旬のことでした。お宅は、幹線道路から10分程度山間に入った所にある、木造築20年の地元の大工さんに頼んで建てもらった住宅でした。一見すると、玄関といい、向かって左側に続く広縁、続き間といい、床板もまだまだ光沢があり、砂壁も色あせやひび割れもなく、きれいなお宅でした。
 
しかし、お話をおうかがいすると、北側に位置する水回りや、家族が頻繁に使う台所、茶の間などは、かなり痛んでいるとのこと。
そして、新築当時「おまかせ」で作った部分や(使い勝手の悪い北側の和室)、住みながら不都合を感じる所(暗くて寒い北側、特に廊下、トイレ、洗面所)、家族構成の変化や、家族自体の経年に伴う変化で、不便になってしまった部分(子供が独立して空いた部屋、ご両親の高齢化)など、多々リフォームしたい部分があるそうです。
 
他にも、数社、リフォームの相談、見積依頼をなさっていたようでしたが、最終的に、私どもに依頼をしていただきました。決め手としては、「見積内容と説明内容」だそうです。
見積内容は、私どもの見積が、安いのは安かったのですが、ただそれだけではなく、見積金額の根拠や項目がはっきりしていてわかり易かった、とおっしゃって頂きました。よく、物の本には『「合い見積」を取りましょう』と書いてありますが、確かにその通りなのですが、リフォームの場合、見る担当者によって、どこまで工事するとか、どのように収めるといった工事内容が変わってしまいますので、単純に、見積を取って、金額を比べることは難しいと思います。
 
また、説明内容とは、つまり、「話が通じる」ということではないでしょうか。お客様の要望や重視しているところを認識して、やれることはやれるし、お金のかかるところは説明し、判断を仰ぐのですが、これには、ある程度の価値観の一致が必要です。実は、ここの所は重要で、「納得の行くリフォーム」には欠かせません。

【今回のリフォームの進め方のポイント】

  1. お客様からのリフォームラフプランの提案
    お客様から、手書きの平面図(既存図面とリフォーム図面)と文章によるリフォームポイントを頂きました。これに対し、効率の悪い工事(お金がかかるのにあまり効果がない)ところなどを訂正して、逆に提案させていただき、この時点で、お見積をさせて頂きました。本来、建物を見ないと金額的にはじけない部分が多いのですが、それを、ご了解の上で、です。
  2. ご要望内容の整理と調整
    お客様の年回りの関係で、来年は工事が出来ないこと(つまり今年中に終わらせ、残ったら再来年工事をする)、あくまで住みながら工事をすること、などの条件で、お客様の当初のリフォーム工事の要望を圧縮しました。残った部分は改めて、ご依頼して頂き、検討して頂く事になりました。
  3. 基本プラン、基本見積でご契約
    工期的に時間がないので、基本プラン・基本見積でご契約させていただきました。詳細は、変更契約ということで、工事を進めながら確認していきました。
  4. 住宅設備機器の選定
    契約後すぐ、メーカーショールームをはしごし、丸1日かけて選定を行います。こまかい仕様確認をしていただき、もし基本見積から足が出た場合は、追加で清算させていただきます。
  5. 工事内容の確認
    打合せどおり工事が進んでいるかを常にお客様と確認し、思いついた点、おかしいと思った点などあれば、すぐ、ご連絡いただくようにしました。お客様にとっては手間かもしれませんが、最終的な意思の疎通や、イメージの一致には、この方法がよいかと思います。
  6. 完了確認
    実際は、ユニットバスは、ユニットバスが使えるようになった時点で、使っていただいていましたし、キッチンも回りは工事中でも使っていただきました。床暖房なども、せっかくつけたのだから工事完了まで使えないというのも不便なので、使います。ですから、もし、配線ミスなどあればその時点で直せますし、確認しながら進めますので、工事の完了を待たずにほとんどの確認が出来ています。

工事内容のポイント

● キッチン
 築20年以上たったほとんどのお宅の台所は、床がべこべこしています。これは、当時の合板が耐水性がなく、台所という利用頻度の多さと高湿度の環境によるものです。今回は、台所部分の増築もかねて、床を全部落として、大引きから施工し直し、床暖房を入れ、フローリングに張り替えました。当然、最新のシステムキッチン(IHクッキングヒーター、食器洗い乾燥器)、カップボードも入れ、明るい木目に統一しました。
ニフォー 矢印 アフター
● 洗面所、ユニットバス
 北側に配置され、どうしても寒くて暗くなってしまう所なので、洗面所も明るい木目のフローリングと清潔感のある壁紙にし、床暖房を施工しました。ユニットバスは、タイル張りのお風呂から、お客様の要望で、ブラウン系の色調のシックなユニットバスにし、暖房換気乾燥機を入れました。この暖房換気乾燥機を入れると冬場でも暑いくらいだそうです。
  また、一概に、バリアフリーと言いましても、ただ、床の段差を無くしたり、手摺を付けるだけが、そうではありません。ドアを引き戸にして大きなハンドルにすると、手が利きづらくなったお年寄りでも開け閉めは楽です。また、部屋間の温度差で、脱衣所やお風呂が寒いと、ヒートショックを起こすことがあります。つまり、温度差のバリアフリーというのも場合によっては必要です。給湯器は2,3年前交換したそうなので、既存のものを再設置、再利用しました。
お風呂場 矢印 お風呂アフター
お風呂 矢印 トイレトイレ
● 茶の間
  どうしてもリフォームとなると、壁を大壁(柱が見えない構造)にして、便利な壁紙に張り替えたりしますが、これだと、工期もかかり、お金もかかりますし、本来の和室の茶の間の趣も無くしてしまいます。そこで、今回は、砂壁の塗り替えと、天井板の上げ替えだけにしました。
 
● 窓 
  家全体の断熱性能を上げるには、新築するくらいのお金がかかってしまいます。窓を最新の断熱複層サッシに換えるだけでも、隙間風は無くなりますし、目に見える断熱化は図れます。今回も、広縁などの大きな窓は、既存寸法に合わせて特注でサッシを作成し、家のほとんどのサッシは交換しました。
 
● 玄関、ホール、廊下
  玄関引き戸も交換しました。和風住宅にあった性能の高い玄関引き戸もいろいろ選べますし、防犯性も高く出来ます。これに伴って、玄関タイルなども張り替えました。以前の玄関はどうしても暗い印象になっていたのですが、これは仕上げの色によることが大きいです。明るいタイルと、内装を使えば、かなり明るい印象に変わります。また、玄関ホール、廊下の照明も交換し、人感センサー式にしました。煩雑なON/OFFや、消し忘れもなくなり、お年寄りには便利です。
玄関
玄関
玄関
矢印 玄関
玄関
玄関

 

● 寝室
  暗くて物置になっていた北側の6帖の和室を、洋室に変え、ご両親の寝室にしました。窓を大きくし、可能な限りの天空光を入れています。また、明るい内装に変えることで、このお宅で一番過ごしやすい部屋になりました。床暖房、エアコンを入れ、トイレ、浴室にはバリアフリーの動線が確保できました。新たにテレビの配線も持ってきました。完成後、改めておうかがいしたところ、早速、介護用のベットが2つ並んでおいてあり、快適に寝起きしている様子です。
寝室 機械 ドア

今回の工事金額の概算

増築工事(約2.6坪)@400,000円×2.6坪= 1,040,000円
内部改修工事(約80m2)@14,000円×80m2= 1,120,000円
ユニットバス(定価116万円、工事費共) 890,000円
システムキッチン(定価150万円、工事費共) 1,000,000円
トイレ(2箇所) 300,000円
サッシ交換(玄関引き戸共、計18箇所) 1,600,000円
給排水工事(敷地内側溝工事共) 800,000円
浄化槽設置工事(7人槽、排水工事共) 1,250,000円
電気工事(60A変更共) 400,000円
床暖房工事(暖房面積約12畳程度) 600,000円
解体工事(物置5坪解体、処分費共) 600,000円
現場監理経費(設計料込み) 400,000円
合計 10,000,000円
消費税 500,000円
税込み価格 10,500,000円
ビフォー 矢印 アフター

 

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