2004/11/29

3つの手段で確実なビジネスにする

不動産を売買するに当たって、必要なアイテムは、
1、資金
2、物件
3、買主

です。これで商売は成立します。
そして、この商売をよりおいしくするには、
1、安易で出来るだけ低金利で調達できる資金
2、安く魅力的な物件
3、出来るだけ高く買ってくれる買主
というところでしょうか。

この3つがそろうと、一気に不動産売買をやってみたくなると思います。

私の場合、これをどのようにそろえたかと言うと、
1、安易で出来るだけ低金利で調達できる資金
これは、実は、父から借りました。皆さんは、「なんだ」とお思いでしょうが、これも重要なクリアしなくてはならないものだと思います。
つまり、自分が商売を始めるのには、少なからず人を説得しなければならないと思いますが、一番身近な人も説得できないで、その商売をすると言うなということではないでしょうか。
世の中では、商売をするには、銀行などを相手に「説得」をしないといけないのです。
ただ、他人を説得するには、それなりの「証明書」的なものも必要になりますが、親には「証明書」は必要はないと思います。
僕の生い立ち、学歴、経歴、資産内容は誰よりも知っているはずなので。

よく親戚とお金の貸し借りはしたくないという人もいますが、これはあくまで「事業融資」です。
働かないで生活費が無くなって借金をするのとは訳が違います。

1、1,2年で物件を売る予定であること。その時全額返済すること。
2、いくらかの金利をつけること。
3、物件を担保にすること。
などと考えれば、皆さんが敬遠する借金とは質が違うものとなるはずです。
極端な話、名義上はその親戚名義でもいいのかとも思います。
きちんと事情を説明し、納得されれば。
また、親から借りたにしても毎月分割でいくらかでも返済をしていくのもいいでしょう。

まあ、親くらいは説得できるようになる理論、自信は必要だということです。

先に述べたように、私も本来はマイホームということで、銀行ローンなどを使おうと思っていました。
しかし、購入前にサラリーマンを辞めてしまったので使えませんでした。

もしあなたがサラリーマンだったら、住宅ローンということで、1000万円くらいは、誰でも借りれると思います。(年収300万円、勤務2,3年で)

しかし、個人事業主だとしたら、収入証明が難しくなります。
私は個人事業主を始めたばかりだったので、確定申告も1年分しかありませんし、収入も低いと思います。
やはり、サラリーマンの時にやるのが一番なのかもしれません。

2、安くて魅力的な物件
これを私は裁判所の競売物件に見出しました。世の中、景気が悪いと嘆く人もいれば、それを利用する人もいます。景気が悪いお陰で、競売物件は結構掘り出し物も多いです。
まだ、最近は、今まで、裁判所に赴いて、閲覧しなければならなかった競売物件の調査書が、インターネットでもダウンロードできるようになりました。
よく競売物件は素人では無理と思っている方もいますが、そんなことはありません。
ただ一点、注意する項目は、「その競売物件に誰かが住んでいる、専有している」ことだけです。
この物件さえ避ければ、特に大変なことはありません。

私の場合、今回手に入れた物件は、結局、不動産相場600万円以上の物件を、288万円で落札しました。それも、札を入れたのは私だけです。
この物件は築30年以上の物件でしたが、当時は高級マンションとされており、眺望も申し分ない、本当に安くて魅力的な物件でした。
物件についての詳細な検証はまた改めて。

3、出来るだけ高く買ってくれる買主
これは難しいです。買うというのは相手の意思ですから、こっちが勝手に決めれません。
これを可能にしたのが、私に新たに生まれた3つの手段の一つ、「デザインリフォーム」でした。
つまり、意図的に付加価値を付けるということです。
誰かにとっては、多少高いお金を出しても手に入れたいもの、にするということです。
とかく、不動産は、相場から判断されますが、その相場を当てはめないようにするということです。

実は、私は、ご承知のようにデザインのプロではありませんし、趣味でもありません。
確かに建築設計の仕事をしていますので、顧客の要望に応じて、そういう設計もします。
でも、私の趣味嗜好ではないのです。
建築設計をする人間には2タイプあります。
自分の趣味嗜好、スタイルで設計する、極少数の建築家と、顧客のニーズに応じて、文献、デザインなどを調べて設計する人間と。
私は当然、後者です。ですから、デザインリフォームと言っても、「こうでなきゃだめだ」ということはありません。
デザインの内容が問題ではなく、誰かにとって付加価値を付けることが重要なのです。
今回、私は、「サンタフェ調」にリフォームしました。
アメリカ中南部やフランス、スペイン南部で見られるスタイルです。アンティークだけども、形式ばらない、高価な装飾ではない田舎デザインです。
デザインはなんでもいいと言いましたが、実は、一つ、論理的に、この「サンタフェ調」がいいとことがあります。それは、古いものを隠したり直したりしなくても、あえてそのまま利用することによって、リフォームコストを抑えることができるということです。
建築のプロに頼むとどうしても、「配線を隠さなくては」とか「曲がっているから直さなきゃ」
となりますが、それは、必ずしも住む人にとって必要な工事ではないのです。
露出の配線でもいいですし、生活に支障がなければ曲がっていてもいいと思います。
現に、私もこの物件に1年以上住みましたが、配線が露出していても何も困ったことはありませんでした。

ということで、後から付けた理論も含めて、3つの手段を手に入れて、いよいよ、物件の入手から時系列で話を進めてゆきたいと思います。



以降のお題予定

父からお金を借りる
競売物件の取得、競売物件の見方
デザインリフォーム
売り出し方?不動産屋さんに負けない?
売買契約成立、最終的な利益は?