2004/11/02

いざ、実行。っと思ったが。

私は、建設会社を辞めたいと思っていました。
しかし、いかんせん、会社を辞めるには、資金か、
辞めた後の喰いっぷちが必要でした。

そこで、私が会社を辞めるに当たって、資金を作る方法として考えたのが、
この方法です。
つまり、やめる前にマンションを購入して、
そのマンションを売りに出しながらそこに住むということです。
これにはたくさんのメリットがありました。
1、売れた暁にはある程度の資金を調達出来る。
2、会社を辞めた後に収入が減っても住むところさえあれば、
生きていける。
3、生活の支出の多くを占める家賃を払わなくていい。
などなどです。

これほどいい方法はないと思います。
私は建築業で働いていましたから、ある意味、専門かもしれませんが、
まったく専門外の人でもやる価値があります。
どんな人でも、今でも家に住んでいて、
家賃が発生しているのですから、
専門、専門外にかかわらず、
すべての人が「居住する」という次元で、
不動産業にかかわっているのです。

僕は慎重な方だと思います。リスクマネージメントも考えました。
といっても、たいしたものではありません。
ただ、購入したマンションが売れなかったとき、
「実際、住んでいるから損はしてない」と言い訳できる、
というリスクマネージメントです。

ということで、まずは、物件探しから始めました。
サラリーマン当時でしたから、ほとんど、時間はなかったのですが、
物件を探すのはさほど苦労はしませんでした。
今では、コンビニに行けば不動産情報誌も安く売ってますし、
インターネットで調べれば、膨大な物件数が出てきます。
ただ、めぼしい物件があると、やはり、実際見に行かなければなりません。
この時点で見つけた物件は3,4つありましたから、
日曜日は物件を見に行くことにあてました。

しかし、結局、私はこの時点でマンション購入まで到りませんでした。
会社を辞めるに当たってのタイミングもありましたが、
実は自分でリミットを決めて、
会社には退職願いを出してしまったからです。
手続き上、ローンを組むまでの時間がなくなってしまいました。
まあこの辺は失敗と言えると思いますが、
今ひとつ、踏み出せないものがあったのも事実です。
本当に利益が出るくらいで売れるのか?
こんなに古くて本当に売れるのか?
などなど、
私は優柔なのです。

会社を辞めて、それでもなんとか食いつないでいました。
常に中古マンションを購入して売るという方法を胸に抱いたまま。
しかし、半分あきらめていました。
サラリーマンでなければローンが組めないというのがあったからです。

かれこれ、1年半が過ぎていました。
その1年半の間の漠然とした経験の中で、
私に新たに3つの手段が生まれました。
1、デザインリフォーム
2、競売物件
3、資金調達

しかしこれまでの間に、
私の私生活はもっと自由の利かない状況になってもいました。
この間に結婚をして、一人の人生ではなくなったのです。
ただ、この結婚も、私の中古マンションリフォーム販売を後押ししました。
結婚をして同居するとき、持ちマンションに住むというのは、
悪くないですし、奥さんも賛成してくれたのでした。

1、デザインリフォーム
某住宅メーカーで設計のお手伝いをしていたのですが、
そこは、個性的な住宅を作っていました。
カントリーアンティーク調のデザインです。
壁は塗り壁だったり、輸入のアンティーク調照明を使ったり。
ここで感じたのは、
ありきたりのデザイン、普通の住宅だと価格競争になる。
独自のものを作れば、競合しない。
大量販売でなければ、自らターゲットを絞って売出しても、
少数ながら買い手がいる、ということです。
ですから、中古マンションをリフォームする際も、
この考え方を使えば、
買い手は付くだろうし、
価格競争をしないでこちらの希望価格で売出せる、
と思ったのです。
自分の唯一の物件を、
気に入ってくれた誰か一人が買ってくれればいいのですから。